♥ ピクトアップ、松ケントーク。

今日はちょっと真面目なハナシ。

ピクトアップという雑誌に、松ケントークというコーナーがありまして。
毎回、松ケンが気になる人と対談するという内容で構成されてます。
様々な人との対談で生まれるそのトークは、
自分と向き合うヒントになるのだ。
松ケンとは年があんまり離れてないということで、
気にはなっていた役者さんなのですが、
ここまで哲学を語れるんだと驚いた。

哲学を勉強したり、自分の考えを深めたりするというのは、
私の記憶では倫理の授業とか、道徳の授業（今も「道徳」って言うんですかね？）で学ぶ機会があった。
でもやっぱりこれらは、テストの為に勉強・・・！っていうのがオチじゃないかと。。

何かを討論したり、お互いに意見交換をしたりするのって、
自分が思っているほど簡単ではない。
私が相手に対して投げかけても、なかなか本心で語ってくれない（というか、相手が語れなかったり、「語りたがらないこと」もあるからなんだけど）。
本心で語ろうとしても、なんだか、「なんでそんなカタイ話をするんだ」とか、「え～？そんな話をするの・・？」的な雰囲気になることも多々あって、笑ってごまかされるというパターンが多い気がする。
そういう話をするのはめんどくさいからなのかな？
私は結構、そんな話をたまにするのもいいと思ってるんだけれどね。
ただ、おかげさまで、そんなトークをしてくれる友達も少しいるみたいで（笑）。

で、今回の松ケントークはというと・・・
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以下ネタバレを含むので、パソコンの方は反転で読んでください。
あと、ピクトアップを読んでない方で、ネタバレやだ！という方は、
回れ右してください。

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今回のトークは精神科医の方との対談。
精神科医ってすごいなーと思うと同時に、
それについていってる松ケンもまたすごいなと。
その中でも気になったのが、
『自分の価値観は周りから与えられたもの』。

最初は、「ん？」と思ったんだけど、
読んでみてなるほどな、と思った。
自分が好きなもの、嫌いなもの、普段していること、全て。
んじゃあさ、一番最初の人間が作り出した価値観ってどこから来たんだろう？
それを考えると、「宇宙ってなんなんだろう？」と考えるのと同じくらい、
頭が痛くなってしまった（笑）。
一度ね、「宇宙」について考えたことがほんとにありまして。
そしたらその時は気持ち悪くなっちゃったんです（笑）。
馬鹿ですね～。

あと、映画好きな私が気になったのは、
『映画を見ることは　自分の人生を取り戻す行為』。
ただし、映画やテレビを見ただけで完結しないで、
これを元に自分から発信していったり、誰かに伝えたりすることが大事なんですよね。
って、松ケンがどっかの舞台挨拶で言ってた気がする。

私も誰かの考えをなぞったり、
それに装飾したり剥がしたりしながら生きてるんだなと、改めて思った。

以上（笑）。